PRE-INTRODUCTION
DIAGNOSIS

導入前診断

問2のヒント

問題とは、「あるべき姿」と「現状」とのギャップを言います。一方課題とは、その問題を解決する(ギャップを埋める)ためにやらなければならないことがらを言います。

業務遂行上或いは組織運営上、どんな問題を解決し、そのためにどのような課題を具現しなければならないのか。大抵の会社ではこれが明確化されています。

しかしどういうわけか、いざ研修となると、それがどこかにいってしまいがちなのです。

そして個人的な興味の赴くままに「こんなところが勉強になった」「こういう考え方に触れて刺激になった」などと、小中学生の感想文に書いてあるようなことを述べて終わってしまうかたが多くいらっしゃいます。

加えて「研修生たちが勉強になったって言っているのだから、こりゃよい研修会が開催できた」と喜んでいるような教育担当者がいると、教育の焦点は益々ぼやけていってしまいます。

業務遂行上或いは組織運営上のなにを解決或いは具現するための研修であるか。ここを明確化することが極めて重要です。そのうえで、そこに向けて学びを具現、行動化していくことを訴求していかなくてはなりません。

だからこそ、教育と事業そのものとの整合性が担保され、研修生は学びの成果として行動することに迷い、ためらいがなくなるのです。

さてそうは言っても、会社毎に明文化してある業務遂行上或いは組織運営上の課題が、なんでもかんでもストレートに学びの理由やテーマに相応しいかというとそうではありません。専門的個別具体的なワードについては、本質的な表現へと言い換えが必要です。なぜなら専門用語を使った課題や問題点ばかりをあげつらうと、いつの間にか専門教育や知識教育の趣きになっていってしまうからです。

また焦点を当てる課題の大きさについても小さからず、大きからずといった選択の妙が求められます。そして程よい塩梅の大きさの課題に、他の課題を上手に包含させ、わかりやすく体系化して明示することが肝心です。

問題点や課題が明確になっている場合は、それが本教育開催に向けて適切に表現されるかどうかの観点で、事前にご相談ください。この場合は事前の相談を前提に[A]を選択してください。

問題点や課題が明確になっていない或いはうまく表現できていないという場合は、一緒に考えてまいりましょう。同じく事前の相談を前提に[B]を選択してください。

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