お客様コード 「 NES 2(3) 」 組織活性化研修
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第3カリキュラム終了後の(第4カリキュラムに向けた)各種ご案内
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研修お疲れさまでした。
あっと言う間に前半戦が終了いたしました。皆さんはなにを成し遂げましたか。
皆さんはこの研修に明確な意図をもって臨んで頂いている筈です。それは「(より良く)変わるんだ!」という強烈な意図であります。なにせそれがこの研修に臨む皆さんの目的でありますから。目的は最終到達地点であり行為、行動の意味(意義)、そしてその最終到達地点を目指している人々の最終到達地点に辿り着くまでの間の全ての時間の意味(意義)です。最終的にどこに辿り着きたいのか或いはどうしたいのか、そして要はなんのためにやるのか。言うまでもなく、ことに臨んではそれがとても大事となります。それをないがしろにしていては行為そのものの意味がなくなってしまうのですから。

賢明な皆様であれば、第3カリキュラムを終えた今、その想いはかなり明確且つ強烈なものになってきている筈です。そしてそうした目的に向かって一所懸命の自分自身に自信を持ち始めてきている筈です。「いいぞ。この調子だ。俺ならできる」と。
一方で、人間は忘却の動物であり、3日経つと8割を忘れる生き物だとも再三訴えてまいりました。然るになにごとかを成し遂げようとするのであれば、確認、再確認が不可欠であります。もちろん「目的」にしても。目的の確認、再確認を怠れば、あっという間にそれを見失ったり、気がつかないうちに他のものにすり替わったりして、あらぬ方向へと進んでいってしまいます。

そうした道理をよく理解している賢明な皆さんは、だからこそ泥臭く対策してきた筈です。即ち「(この研修を)なんのためにするのか」「どこにいこうとしているのか」を繰り返し自らに問い、確認しながらことに当たってきた筈なのです。そして、このような真摯な問いと確認を繰り返しながら今日に至っているのであれば、自ずとその想いは明確且つ強烈なものに育ってきていようものです。
加えて、これまでの仕事人生で、その担当業務を通じて責任感を養ってこられた方であれば、ことに当たりながら、都度都度その成果についても確認してきた筈です。ですから「なんのためにするのか」だけではなく、「そのために今日はなにをしたのか」を、「どこにいこうとしているのか」だけではなく、「そこへ向かって今日はどこまで進んだのか」といった塩梅で。だからこそ、確かな前進を遂げられ、それが自信になってきている筈です。

さて、そうした内言と行動が繰り返し為されてきたのであれば、前半戦が終了した今、それが説明ができて然るべきです。
より良く変わるために、要するに第1カリキュラムではなにを学んだのか。そしてそこから得たより良い変化のための三大きっかけ(三大気づき)はなんだったのか。その三大きっかけを得たことで、なにを決意し、どんな行動に及び、どんな成果を得たのか。結果として自分の内面においてなにがより良く変わったのか。
同様の説明が、第2カリキュラムの切り口からも、第3カリキュラムの切り口からもできる筈です。いやできて然るべきです。
ものの教えの中に「やりっぱなしは、なにもしないよりまだ悪い」というものがあります。確かに前進したいのなら、確認、総括はとても重要です。前半戦が終了した今、ちょうど盆休みが間近に迫っています。この盆休み期間に、前半戦の総括を確りとなさっておいて下さい。

そのうえで、総括した前半戦のより良い変化のプロセスと成果が、今回の全体のより良い変化の中でどういう位置づけ或いは機能となるものであったのかについても考察、分析しておいて下さい。
次回第4カリキュラムの冒頭では、それをお一人ずつご発表頂きます。お一人当たり3分間で発表できるように、準備をしておいて下さい。もって後半戦のより良く変わるための自分自身との戦いに向けたマインドセット、勢いづけとしたく考えております。
もちろん、より良く変わらねばならない切り口は、第1カリキュラム前に実施頂いた事前面談で明らかになっています。各カリキュラムで導き出した三大気づきが、その切り口に沿ったものになっているかどうかも要確認事項です。

そして次回カリキュラムからスタートする後半戦について、いわゆる「ケツカッチン」で有終の美を飾って頂くため、各種審査の合格取得計画を精査し直し、そのうえで審査対策に余念なくお取り組み下さい。
それでは併せて以下に、次回カリキュラム迄の中間学習をご案内いたします。納期厳守でお取り組み下さい。
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★研修日程(全6カリキュラム)
第1カリキュラム 2020年 6月24日(水) 9:00~18:00 ・・・ 修了
第2カリキュラム 7月 17日(金) 9:00~18:00 ・・・ 修了
第3カリキュラム 8月 5日(水) 9:00~18:00 ・・・ 修了
第4カリキュラム 8月 26日(水) 9:00~18:00
第5カリキュラム 9月 16日(水) 9:00~18:00
第6カリキュラム 10月 14日(水) 9:00~18:00
★第3カリキュラムまでの課題
1.研修レポートの作成,提出及び原紙管理
直属上長提出納期:8月 7日(金)12時
事務局提出納期 :8月17日(月)17時
第1カリキュラム冒頭の説明及び資料「研修レポートの取り扱い要領」に準じ
ます。納期厳守でお願いします。
2.研修レポートD欄 " ・・・決意「これだけは必ず実践する!」 " の着実な実践
有言時期:研修レポート作成直後の朝礼等
実行時期:上記後直ちに実行開始
今までにない、新たな取り組みであることが基本です。また、「心がける」や
「意識をする」程度の中学生レベルの決意に終始せず、泥臭く、実践的、言
動レベルでの変化を決意して下さい。「いつまでに(いつ)、なにを、どれくら
い、どうする」が謳われていなくてはなりません。また不言実行ではなく、必
ず有言実行で取り組んで下さい。不言実行は個人の美徳かも知れません
が、組織活性の観点ではイマイチなのです。なにより、そもそも企業活動や
ビジネス行為は「有言実行」の行動様式が基本なのです。
その有言の場は朝礼の場が相応しくあります。この場で実行することがらに
ついての理由(「なぜこうしたことを実行する必要があるのか。その目的はな
にか」)、職場の皆を巻き込む導引(「一緒にやっていこう」)、率先垂範の決
意(「私が先陣を切って実行します」)が述べられていれば、次回審査会にて
適切な職場実践として「取り組み合格」が取得できます。
尚、今回審査会で合格が取得できなかった項目については、次回審査会に
てリカバリ合格が適うよう、具体的なリカバリ策を実施し、別途「リカバリ対策
書」(自由書式)を作成し、次回審査会にて次回発表分と併せて報告して下さ
い。
3.既習事項の復習
実施時期:研修レポートの作成と併せて直ちに
人間は忘却の動物です。1日当たりの復習範囲を細分化して定め、毎日振り
返り学習を行って下さい。1回や2回、研修に参画したからといって、そうやす
やすと人間は成長するものではありません。気づきを活かす思い切った行
動、既習事項を繰り返し精査してしっかりと概念化するなどの事後の取り組
みが必要です。オリエンテーションセッションでは、単純なガイダンスに留まら
ず、研修プログラムのテーマ並びに皆さんにとっての研修目的にそぐうよう
な、貴重な学びがあったものと存じます。オリエンテーションと言えども、貴重
な学びの機会であった筈です。このオリエンテーションセッションからも、たく
さんの気づき、学びを導き出して下さい。
4.企業組織論審査の対策
実施時期:研修レポート作成後直ちに開始
企業組織論審査は口頭試問形式で実施されます。1問目は「組織生成論」
から、2問目は「社員に課せられた4つの役割と責任及び機能構図」からの
出題となります。質問に対して回答(プレゼン)することによって合否判定が
為されます。その合否の分かれ目は、この研修に参加していない若い方々
(皆さんの後輩や配下の方々)がその説明(プレゼン)を聞いて、誤解なくす
っきりと理解ができるかどうかです。長々と説明してわかりにくくなったり、
「て・に・を・は」の使い方が悪くて誤解が生じる怖れがあったりする説明(プ
レゼン)ではいけません。完結明瞭に、しかし必要不可欠な単語やワードに
ついては端折ることなく且つ正しく使用してわかりやすく説明ができなけれ
ば合格判定はでません。
講師の模範回答を参考に、ご自身で練り上げ、練習を積んでおかれるとよ
ろしいでしょう。ぶっつけ本番で合格が取得できるような甘い審査ではありま
せん。バディの方に協力頂いて、プレ審査を実施しておかれることをお勧め
します。
5.より良い変化の中間総括
実施時期:研修レポート作成後直ちに開始
冒頭のメッセージにある通り、次回研修開講時に1人3分間以内で発表を頂
きます。その発表如何によっては、いずれかの審査項目で評価を得ること
が可能です。しっかりとご準備下さい。
発表の模範シナリオ・・・
①事前面談で導き出された自分自身の問題点又は課題の三本柱
②第1カリキュラムでの学びの要点と三大気づき
③その三大気づきを得て、より良く変わるために何を決意したか
④その決意に基づきどう行動、実践したか
⑤プラスα行動、実践したことは何か
⑤第2カリキュラムでの学びの要点と三大気づき
⑥その三大気づきを得て、より良く変わるために何を決意したか
⑦その決意に基づきどう行動、実践したか
⑧プラスα行動、実践したことは何か
⑨第3カリキュラムでの学びの要点と三大気づき
⑩その三大気づきを得て、より良く変わるために何を決意したか
⑪その決意に基づきどう行動、実践したか
⑫プラスα行動、実践したことは何か
⑬前半3カリキュラムにおいて自分自身の内面は要するにどう変わったか
⑭全6カリキュラムでのより良い変化を想ったときに、前半3カリキュラムで
の自分自身の変化はどのような位置づけや機能に相当するか
⑮後半3カリキュラムに臨む意気込み
※上記①→⑮を3分間で流れるように、わかりやすく紹介して下さい。
6.企業組織論設問集GSNES-Ⅱへの取り組み
実施時期:第4カリキュラム前1週間程度以内
学習要領に従って個人学習とグループ学習を実行して下さい。正解を導き出
すための事前学習ではありません。現時点での自分の立ち位置(スタンス)
を明確化し、新しい結論に出会ったとき(講義で正解と出会ったとき)のイン
パクトを増幅するための仕掛けです。自分なりのこだわり(ロジック)をもっ
て、答えを導き出して下さい。グループ学習においては白熱の議論を展開し
て下さい。「あっている」「間違っている」は結果論です。議論が白熱すれば
するほど、正誤とは関係なく、学習効果が高まります。
7.実践レポートの作成,提出,複写作成,次回持参
作成時期:次回研修直前3日前程度の時期
資料「実践レポートの取り扱い要領」に準じます。納期厳守で作成、提出して
下さい。上記2.について、その取り組みを報告頂きます。レポートの書式は
スペースが狭く、必要最低限の事柄しか記入できません。極力、添付資料を
作成して、その取り組み内容について補足、証明して下さい。
尚、取り扱い要領にもあります通り、各種実践内容は発信力,行動力審査の
実践職場活性に該当する評価項目として審査対象になります。審査基準の
第1は有言実行であるか否かです。従って実践レポートには有言実行で取り
組んだものだけを記載して下さい。不言実行については記載不要です。
また、当該審査基準は下記7.並びに 「 実践事項 審査シート 」 の通りで
す。実践レポートは当該評価基準を満たしていることを証明するためのレポ
ートとなります。証明に適する内容を記述、補足資料を作成、添付して下さ
い。
8.近況報告並びに職場実践審査会の実施
実施時期:次回研修当日開講直前又は直前日
資料「近況報告並びに職場実践審査会 ガイダンス」に従い、次回第4カリキ
ュラム当日研修本編前又は研修直前日に自主的に集い、実践レポートの各
種取り組みについて報告、審査、評価を行って下さい。
尚、審査基準は・・・
a.有言実行であるか?
不言実行はダメ
有言不実行もダメ
b.有言の内容は適切か?
タイミングに遅れはないか?
既習事項と連動しているか?
主張のポイントは明快か?
組織活性に向けて効果的であるか?
・・・です(ガイダンス及び『実践事項審査シート』抜粋)。成果は問いません。
職場活性の主人公たる有言実行の行動様式をトレーニングする実践課題で
もあります。審査基準に照らして、これに忠実に審議して下さい。「取り組み
内容が有意義だから」とか、「成果が出ているから」というような安易な理由
に流されて合格認定しないようご注意下さい。
尚、前回又は前々回審査会での未合格の取り組みについては、他の審査
会メンバーが指定する補完行動や補完資料(添付資料であったり、[2.]で
紹介した自由書式の「リカバリ対策書」)を実施、用意することで、次回、次々
回の審査会でリカバリー合格を取得することが可能です。一度や二度、不合
格扱いを受けたからと言って、より良い変化のための決意や取り組みを簡単
に中断することのないようにお願いします。ダメ出しを受け、修正を加えること
によって、より確かな成長への取り組み、そして職場活性への取り組みに昇
華させていって下さい。
以上
